7にんのスペイン出身者
あー、いわゆるキャラクターなんですが。
テーマパークのキャラクターといえば二通りありますね。
ひとつは、もともと映画やアニメなどで物語が作られていて、そこから引っ張り出してきたキャラクター。
TDRやUSJはそんな感じです。
いかにも物語から抜け出してきたような方々と接すると、コドモの頃見た絵本の世界に入り込んだ錯覚に陥ります。
昔北海道にカナディアンワールドというテーマパークがありまして、そこを訪れたときに赤毛のアンと親友のダイアナがベンチに座って楽しそうにおしゃべりしていたんですね。それがあまりにイメージ通りで泣きそうになるほど感激したものです。
TDLを訪れたときにミニーマウスがドナルドダックにキスしているのを見たときは、「おまいさんはミッキーの恋人じゃなかったんかい」とクラクラしましたが。
さてもうひとつの方ですが、テーマパークのために作られたキャラクターです。
パルケエスパーニャの場合はこちらになりますね。
スペイン、といえば有名なドン・キホーテ。でもそのままだとただのやせこけた老人にしか見えないし、親しみを持ちにくいからかわいくしちゃえってとこか。知らないキャラクターもいるけど、所詮作り物だし奥が浅いに違いない。
と、華麗に勘違いしてました。10年以上前には。
えーとですね、作り物の存在であることは前者も後者もかわらないんですよ。
先に物語を見て、あとからキャラクターに出会ったのか。
先にキャラクターと出会い、物語を知るのか。
単に、それだけなんですね。
映画など、製作者の意思によって作られた物語とキャラクター。
テーマパークを訪れたひとをもてなすため、作られた物語とキャラクター。
グローバルかローカルかという規模の違いはありますが、彼らに優劣はありません。
そして、自分なりにこれまで見てきたキャラクターの中で一番『生きている』ように感じたのがパルケエスパーニャの7にんなんですよ。
彼らは400年前のスペインから1994年のパルケエスパーニャにタイムトンネルを通ってやってきたらしいですが日本語ペラペラですね。
それはともかく、7にんそれぞれの性格や関係、舞台やグリーティングで繰り広げられる物語は実に細かく個々のキャラクターを表現しています。
完璧なキャラクターはいません。長所があり、持ち得ないものがあり、他のひとがそれを補う。誰が欠けてもこの調和は崩れてしまう、7にんそろってこそパルケエスパーニャに暮らす彼らの本当の姿を見ることができるのだと思います。
架空の存在ですが、彼らが持つ愛と友情は信じるに値するでしょう。
作り物を信じるなんて入れ込みすぎではなかろうか、とか。
愛とか友情とか簡単に言えることじゃないだろう、とか。
そんなこと言い出したら、世の中にある映画・ドラマ・小説・童話そういったもののすべてがいかに虚しいものかという話にまでなるんですよね。
なので、ここは単純に信じたいものを信じることにします。
彼らはあの場所で生き、自分たちの物語を紡ぎ続けています。








































































































































































